「アフタースクール」

アフタースクール
「アフタースクール」
(2008年 邦画)

解説
カンヌ国際映画祭等で数々の映画賞に輝いた『運命じゃない人』から3年。
内田けんじ監督作品に、大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人ら人気・実力を兼ね揃えたキャストが集結した。
探偵(もしくは何かを調査、模索する人物)を狂言回し的に配置することを踏襲しながらも、時間軸を少しずつずらしながら、別の視点で同じシーンを見せることによってパズルを解いていくような痛快なストーリーテリングで見せた前作(デビュー作『WEEKEND BLUES』も同じテイスト)と違い、本作では“信じていたものが一気にひっくり返るような”想像を超えた展開が待ち受けている。
内田けんじの作劇術にまんまと騙されてこそ楽しめる痛快作。

あらすじ
母校で働く中学教師・神野(大泉洋)は、夏休み中も部活動のために出勤していた。
そんな彼のもとに、同級生だったという探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。
探偵は島崎と名乗るが、神野はほとんど覚えていない。
探偵は、やはり同級生の木村(堺雅人)を捜していた。
神野と木村は中学時代からの親友で、今朝も産気づいた木村の妻(常盤貴子)を、仕事で忙しく昨夜から全くつかまらない木村の代わりに病院へ連れて行ったばかりであった。
神野がそう探偵に告げると、今朝撮ったという1枚の写真を渡される。
そこには若い女(田畑智子)と親しげにしている木村が写っていた。
ショックを受けている神野に、探偵は木村捜しを手伝ってほしいと頼む。
まず、神野は顔が知られている探偵の代わりに、木村の件を探偵に依頼してきた男を尾行する。
その男は、木村が勤める梶山商事の上層部の人間で、その背後には社長(北見敏之)の存在があることが明らかになる。
また彼らは探偵もよく知るヤクザの片岡(伊武雅刀)と繋がっていた。
一流企業で働き、人のいい木村を信じる神野であったが、探偵は鼻で笑う。
さらに捜索を続けていると、片岡が自身の経営する高級クラブで働いていた女・あゆみの行方を捜しているという情報が入り、そのクラブは梶山商事の人間が頻繁に利用していたことがわかる。
そしてそのクラブに勤めていたという女を訪ねたところ、あゆみが消えた日に木村が店に来ていたとの情報を得る。
探偵は、ヤクザの女に手を出した木村が、女房子どもを捨てて、女と一緒に逃げたのだと言う。
しかしそれでも神野は、彼はそんな奴ではないと探偵の考えを一蹴する。
探偵は神野に、本当に友達の全てを知っているのかと問うが、木村の隠された側面を知ってしまった神野は、何も言い返すことができず、自宅に戻ることに。
しかし、事件はここから、想像だにつかぬ展開が待ち受けていた……。
「goo映画」から

◎感 想
完全に騙されました!
今まで観たことのないパターンで、とても良く出来た映画です。
出演者の大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人は、三人とも好きな俳優ですが、特に大泉洋は、良い役者だなと改めて思いました。
常盤貴子、田畑智子と女優も良い。
思わず、2回観てしましました。
お勧めの1本です!
内田けんじ監督作品である『運命じゃない人』も観てみたいと思います。

◎評価
☆☆☆☆☆半分(4.5☆)
5/1

「歩いても 歩いても」

歩いても
「歩いても 歩いても」
(2008年 邦画)

解説
『ワンダフルライフ』や『誰も知らない』など、国内外で高い評価を受けている是枝裕和監督の新作は、成長して巣立った子供たちと老夫婦の、ある一日をたどるホームドラマ。
人生の黄昏期を迎えた老夫婦に原田芳雄と樹木希林、息子夫婦に阿部寛と夏川結衣、長女にYOUと、観終わればその見事な役者のアンサンブルに舌を巻くはず。
料理する台所の様子、家族そろっての食卓の風景、墓参りへ向かう歩道――そんな何気ない場面で交わされる会話のひとつひとつから、お互いの微妙な関係が判明していくところに、脚本の素晴らしさがある。
子を持つ親、親を持つ子なら誰もが自分自身と重ね合わさずにはいられない物語だ。

あらすじ
ある夏の終わり。
横山良多(阿部寛)は、再婚したばかりの妻ゆかり(夏川結衣)、ゆかりの連れ子のあつし(田中祥平)とともに電車で実家に向かっていた。
今日は15年前に亡くなった横山家の長男、純平の命日だった。
だが、失業中の良多は気が重い。実家に着いて仏壇に手を合わせた後、良多は母のとし子(樹木希林)、引退した開業医の父・恭平(原田芳雄)、姉のちなみ(YOU)らと食卓を囲み、純平の思い出に花を咲かせる。
午後、とし子と良多一家の四人で墓参りへ。
途中、とし子とちなみ夫妻の同居が話題になるが、とし子は良多が戻ってきにくくなるという配慮から、これを否定する。
墓参りから戻ると、今井良雄という青年が線香を上げに来ていた。
純平は、海で彼を助けようとして溺死したのだった。
とし子は彼に、来年も来るようにと声を掛けて見送るが、恭平は“あんなやつのために”と悪態をつく。
その言葉に、良多は“医者がそんなに偉いんですか”と声を荒げる。
ちなみ一家が帰り、良多一家と老夫婦だけの夕食。
ゆかりは場を盛り上げようとするが、普段会話の少ない老夫婦は険悪な雰囲気になっていく。やがて、おもむろにレコードを取り出してくるとし子。
『ブルーライト・ヨコハマ』。
30年以上も前の恭平の浮気にまつわる曲で、とし子が浮気を知っていた事を恭平は初めて知る。
良多とあつしの入浴中、とし子とゆかりの間で、良多の子供を作るかどうかという話題になる。
だが、とし子は諦めかけており、それを聞いてゆかりは顔を強張らせる。
翌朝、あつし、恭平と散歩に出る良多。
脚が悪く遅れがちな恭平を心配する良多は、いつかあつしを連れて一緒にサッカーを見に行こうと約束するのだった。
それから7年。
恭平もとし子も亡くなり、良多一家は海辺の墓地にいた。
夫婦の傍らには高校生になったあつしに加え、4歳ぐらいの女の子の姿。
遠くで、海だけが昔と変わらずに青く輝いていた……。
「goo映画」から

◎感 想
特に大きな事件が起こるわけでもなく、どこにでもありそうなお盆の一日を描いた作品ですが、何気ない会話、行動の中に親子・嫁姑の微妙な関係を上手く描いています。
主人公の母親役を演じる樹木希林のセリフにぞっとするところがありました。
主役の阿部寛と妻役の夏川結衣とは、ドラマ「結婚できない男」以来のコンビですが、息のあった演技が上手いと思いました。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
4/30

「夕陽のガンマン」

夕陽のガンマン
「夕陽のガンマン」
(1965年 伊)

解説
セルジオ・レオーネとフルヴィオ・モルセッラのストーリーをルチアーノ・ヴィンセンツォーニとセルジオ・レオーネが脚色、レオーネが「荒野の用心棒」(この時はボブ・ロバートソンというアメリカ名前を使った)についで発表した製作・監督担当の西部アクション。
出演クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ヴォロンテほか。

あらすじ
マンゴー(C・イーストウッド)は若い男で激しい性格、物事はすばやく片づけるのが得意だ。
もう一人、大佐(L・V・クリーフ)と呼ばれる男は初老で、身のこなしも上品、冷静に計算してから仕事を片づける。
この二人お互いに相手を知らなかったが、共通の目的はインディオ(G・M・ポロンテ)と呼ばれる凶悪な殺人鬼を探し、殺すことだった。
賞金は二万ドル。
マンゴーと大佐の出会いは、お互いの不信から決闘寸前にまでいったが、血をみずに終り、共通の目的を果たすために手を結んだ。
もちろん賞金は山分け、ということで……このときインディオは牢獄を脱走し、仲間と一緒にエル・パソの銀行を襲撃する計画をねっていた。
これを知った二人は、一人がインディオの仲間に潜入し、手引きをした末に彼を殺すことにきめた。
そしてマンゴーが潜入する役を引きうけることになった。
銀行襲撃の日--うまうまとインディオ一味に加わったマンゴーは内部から、大佐は外からインディオを倒すことに手はずをととのえた。
ところが素早いインディオのため計画は失敗。
舞台はメキシコ領の小さな村に移された。
ここで略奪品に手を出したマンゴーと大佐は、インディオの手下に捕えられてしまった。
だが二人を助けて自分の手下を殺させその上で二人を殺そうというのがインディオの考えだった。
結果は二人の銃弾に手下は皆殺しになりさらに大佐はインディオの銃の前に立たされてしまった。
懐中時計のオルゴールが鳴りやめば大佐の命は消える。
このときマンゴーがあらわれ、彼の立会いの下、大佐とインディオの決闘が行なわれることになった。
銃弾はとびかい、インディオは倒れた。
マンゴーに感謝した大佐は、賞金の山分けを辞退、彼は望みどおりすべての賞金を頂だいすることになった。
「goo映画」から

◎感 想
クリント・イーストウッドが主演ということで、西部劇を初めてちゃんと観てみましたが、なかなかおもしろかったです。イタリア映画というのもちょっと意外でした。
クリント・イーストウッドが若くてかっこいいです!
拳銃の早撃ちは、本当に速いです!
見終わると、音楽が耳についてしまいました。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
4/30

「バトルシップ」

バトルシップ5

バトルシップ1
2バトルシップ
バトルシップ4
バトルシップ3
「バトルシップ」
(2012年 米)

解説
太平洋上に出現したエイリアンの侵略部隊と世界連合艦隊の壮絶な戦いを未曾有のスケールで描く。
『スティング』『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といった映画史に残るヒット作を送り出してきたユニバーサル映画が100周年を記念して放つアニバーサリー大作。
『マイティ・ソー』でハリウッドに進出した浅野忠信が主役級の役どころで出演していることでも話題を呼ぶ、興奮と感動の超弩急エンターテイメントだ。
「ハンコック」のピーター・バーグ監督作。
出演は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のテイラー・キッチュ、「月光ノ仮面」の浅野忠信、「アンノウン」のリーアム・ニーソン。

あらすじ
ハワイ沖。
アメリカをはじめとする世界各国の自衛艦が集結して大規模な軍事演習が行われるなか、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。
それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。
しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛けてくる。
その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と、彼がライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタ(浅野忠信)だった。
弱点も戦略も読めないエイリアンに対し、知力と体力の限りを尽くして立ち向かう海の精鋭たち。
果たしてエイリアンの攻撃の目的は何なのか。
アレックスとナガタはそれを阻止することができるのか。そして、彼らは地球を壊滅の危機から救うことができるのだろうか……。
「goo映画」から

◎感 想
萩のツインシネマで観ました。
なぜ?と思う突っ込みどころは満載ですが、そういうことは気にせず、娯楽大作として観れば十分に楽しめます。
迫力が有り、2時間以上飽きずに最後まで観られました。
浅野忠信は、準主役で頑張っていました。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
4/29

「スミス都へ行く」

スミス都へ行く
「スミス都へ行く」
(1939年 米)

解説
政界の陰謀術策によって傀儡議員に祭り上げられた純心直情な青年が、腐敗政治を糾弾するという正義と愛情の美しさを描いたヒューマンドラマ。
監督は「美しき哉、人生!」の巨匠フランク・キャプラ。
主演は「めまい」などで知られるジェームス・スチュアートほか、クロード・レインズなど。

あらすじ
ある州の上院議員フォーリーが急逝した。
焦ったのは同僚のペイン(クロード・レインズ)であり、その黒幕である州財界のテイラー(エドワード・アーノルド)及び州知事のホッパー(ガイ・キビー)たちだった。
なぜなら、今彼に死なれたことは、彼等が不正な巨利を貪るべく計画していたダム建設安案を通過させるために大痛手だったからである。
直ちに対策が講ぜられ、自分たちに有利な後任議員を指名する必要に迫られ、政界の事情には盲目同然の少年団長ジェフ・スミス(ジェームス・スチュアート)が選ばれた。
スミスは首都ワシントンに赴き、美しい女秘書サンダース(ジーン・アーサー)の協力を得て議員生活の第一歩を踏み出すことになった。
しかし青二才の身で手練手管の必要な国会に出席する非を悟ったスミスは辞職したくなり、ペインの許に赴いた。
スミスは、亡父の親友としてペインを尊敬していたので、彼に宥められて辞職を思い止まった。
それに故郷のウイレット河一帯に少年村を建設することは彼の年来の宿望でもあったので、ペインにすすめられるままその議案を起草し提出すべく、サンダースを相手に仕事を始めた。
一方、ペインはスミスが少年村を建設するというウイレット河とういうのが、彼等がダム工事用地として政府に売り込もうとしている土地であることに気づき、スミス案を阻止せねばならぬハメになった。
そしてペインは彼の除名動議を提出することになった。
スミスはこの正義なき議会に失望し、いよいよ辞職を決議するが、サンダースから今こそ国家に必要な人物になるべきだと激励され、翌日の議会に臨んだ。
彼は発言を求め、ダム工事にまつわる不正行為を摘発し、事実を明らかにするまでは発言権を譲るまいと演説を続けた。
しかしスミスの正論はテイラー一派の策動に遮断されてしまう。
スミスは諦めずに猶も正義の獅子吼を続けたが、演説開始以来二十四時間を経て声も途絶えがちとなってしまう。
かくしてスミスは、席上でペインを面詰して倒れてしまった。
ペインはこの正義の声に自責を感じ、自殺しようとしたが果たせず、遂に議場において一切の真相を告白し、スミス説を承認した。
スミスの苦闘はかくて酬いられたのであった。
「goo映画」から

◎感 想
70年以上前のモノクロ映画ですが、訴えかけるものがあります。
主演のジェームス・スチュアーと監督が、お気に入りの映画「美しき哉、人生!」と同じということで、納得の1本でした。

◎評価
☆☆☆☆
4/26

「阿弥陀堂だより」

阿弥陀堂だより
「阿弥陀堂だより」
(2002年 邦画)

解説
東京の暮らしに疲れ果てた一組の夫婦が、大自然の暮らしの中で再生していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。
長野県飯山市を始めとした奥信濃の美しい四季を共に、そこで暮らす老女たちの生きざまをインタビュー形式で語らせることで、「外見はその人の内面を表わす」など、聞く人にとってはいささか説教臭いと感じられる説法のようなセリフが沢山出てくるが、その言葉1つ1つには説得力があり、観客の心に深く刻まれる。
「質素なものばかり食べていたのが長寿につながったのなら、貧乏なことはありがたいことです」と語る老女。
監督は「雨あがる」の小泉堯史。
南木佳士の同名小説を基に、小泉監督自らが脚色。
主演は、「東京マリーゴールド」の寺尾聰と「女殺油地獄」の樋口可南子。
第26回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(北林谷栄)、新人俳優賞(小西真奈美)、2003年度文化庁優秀映画賞日本映画復興奨励賞受賞。

あらすじ
春、売れない小説家の孝夫は、パニック障害なる原因不明の心の病にかかった妻で女医の美智子の療養の為、ふたりで東京から彼の故郷である信州に移り住む。
無医村であったその村で、週3回の診療を始める美智子。
やがて彼女は、自然に囲まれたシンプルな暮らしの中、阿弥陀堂という村の死者が祀られたお堂に暮らす96歳のおうめ婆さんや、村の広報誌に彼女が日々思ったことをまとめたコラム「阿弥陀堂だより」を連載している、喉の病で喋ることの出来ない娘・小百合、孝夫の恩師で癌に体を蝕まれながらも死期を潔く迎えようとしている幸田とその妻・ヨネらとの触れ合いを通し、次第に心癒されていくのであった。
夏、小百合の病状が悪化していることが判明した。
彼女の手術担当医として再びメスを握ることを決意した美智子は、町の総合病院の若き医師・中村と協力して、見事、手術に成功する。
秋、幸田が静かに息を引き取った。
冬が過ぎ、再び春がやって来る。
今やすっかり病を克服した美智子のお腹の中では、孝夫との間に出来た新しい命が息づいていた。
「goo映画」から

◎感 想
美しくて、いい映画です。
四季の風景が素晴らしい!
ストーリーも「生」と「死」について考えさせる内容。
そして、
91歳の北林谷栄のかわいいおばあちゃん役がいい味を出しています。
特典映像でのインタビューの中にありますが、寺尾聰の父親の宇野重吉と北林谷栄は、劇団の同期で、今回寺尾聰が主演なので役を受けたと言っていました。
その寺尾聰が、三人の女性陣をそっと優しく見守るいい演技をしています。
樋口可南子、小西真奈美も良かったです。

◎評価
☆☆☆☆☆半分(4.5☆)
4/22

「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」

ウォークインザライン
「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」
(2005年 米)

解説
黒い衣装を身にまとい“Man in Black”の愛称で親しまれたミュージシャン、ジョニー・キャッシュの生涯を、自伝をもとに映画化。
'50〜'60年代を代表するカントリー、ロカビリー、ロックのヒット曲が満載(「ブロークバック・マウンテン」「アメリカ、家族のいる風景」も含め、T・ボーン・バーネットの素晴らしい仕事!)だが、白眉はなんといってもホアキン・フェニックスとリーズ・ウィザースプーンの吹替えなしの歌声だ。
その“なりきりぶり”に、ゴールデン・グローブ賞のノミネートは当然と思えるはず。
彼らと同時代を生きたエルヴィス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイスの登場(演じた俳優のそっくりさん)も、ファンには嬉しいスパイスだ。
2006年アカデミー賞主演女優賞受賞。
同年ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門3部門(作品賞、男優賞、女優賞)など受賞。

あらすじ
空軍を除隊したジョニー・キャッシュ(ホアキン・フェニックス)は、初恋の女性ヴィヴィアン(ジニファー・グッドウィン)と結婚し、テネシー州メンフィスで訪問セールスの仕事を開始した。
向かない職業について塞ぎ込んでいたジョニーは、ある日、街角のサン・レコードに飛び込んで強引にオーディションの約束を取りつける。
空軍時代に書いた曲を歌った彼は合格し、プロのミュージシャンとして活動を始めることになった。
やがてツアー中、少年時代の憧れの的だったタレント、ジューン・カーター(リーズ・ウィザースプーン)と共演したジョニーは、彼女への恋心を燃やしはじめる。
だが前夫との離婚の傷が癒えないジューンには、妻子のいるジョニーとの恋に向かう気力はなく、まもなく2人は仲違いしてしまう。
彼らが再び音楽活動を共にするようになったのは、6年後の1964年。
この間にジューンは再婚し、ジョニーはヴィヴィアンとの関係が悪化してドラッグに逃避する日々を送っていた。
まもなくジョニーは覚醒剤を密輸して逮捕され、どん底へと落ちる。
皆から見離された彼に、ジューンは手を差し延べた。
そして68年、ジョニーは刑務所でのコンサートを成功させて復活。
さらにカナダのステージ上でジューンに40回目のプロポーズをし、ついに彼女の承諾を受けるのだった。
「goo映画」から

◎感 想
ミュージシャン、ジョニー・キャッシュの生涯を描いた映画。
ストーリー的には、ちょっと退屈でしたが、
刑務所でのコンサートシーンが良かったです。

◎評価
☆☆☆
4/21

「チャーリング・クロス街84番地」

チャーリング・クロス街84番地
「チャーリング・クロス街84番地」
(1986年 米)

解説
書籍と手紙のみによる究極のプラトニック・ラブを描いた作品と言えようか。
一見、あまり映画的でないように見えるテーマだが、本及び読書への偏愛をヌーヴェル・ヴァーグの諸作がいかに扱ったかを想い出せば、魅力的たりうることは歴然。
が、英米二大名優を配した本作がその域に達しているかとなれば甚だ疑問である。
ただ、イノセントな男を演じるとピカイチのホプキンズの店主が、戦中戦後の食糧難を作家の援助で店員たちと共に乗り切るくだりが、助演勢の厚みもあって感得させられるに留まる。

あらすじ
NY在住の女流作家が新聞広告で観たロンドンの古書店に稀覯本の注文を出すと、真に丁寧な返信と共に目当ての本が送られてき、小踊りした彼女は以来、文通という形で単なる友情を越えた感情を、その古書店主と、以後20年以上に渡って分け合っていくことになる……。「allcinema ONLINE」から

◎感 想
アメリカとイギリスと遠く離れた地にいる人たちが「書籍」と「手紙」のやり取りをするという設定なのですが、贈り物と手紙に込めた思いに心が温まります。
アンソニー・ホプキンズとアン・バンクロフトの演技が素晴らしい。
アンソニー・ホプキンズ出演作品は、年を取ってからのものばかりだったので、若いアンソニー・ホプキンズに驚きました。

◎評価
☆☆☆☆
4/14

「隣のヒットマン」

隣のヒットマン
「隣のヒットマン」
(2000年 米)

解説
『ダイ・ハード』シリーズ、『アルマゲドン』のブルース・ウィリスと、人気TVシリーズ「フレンズ」のマシュー・ペリーが放つ抱腹絶倒のドタバタ・コメディ。
マシュー・ペリーの愛すべきダメ男ぶり、そしてブルース・ウィリス扮する危ない匂いのする殺し屋、この2人の息のぴったり合った演技は、自然と笑いを産むパワーを持っている。
さらに『グリーンマイル』の心優しい死刑囚マイケル・クラーク・ダンカンが持ち前の体をいかし、ウィリスの片腕の殺し屋を演じているのも見所。
また女性陣は危険な香漂うセクシー女優の2人、『クラッシュ』のロザンナ・アークェット、『スピーシーズ』のナターシャ・ヘンストリッジが顔を揃え、色気と笑いを振りまいている。
いったい誰を信じればいいのか?
そして誰が命を狙っているのか?
本当の愛はどこにあるのか?
真の友情とは?といった騙しと真実が交差したウィットにとんだ本作。
ジャジーなナンバーがちょっと大人のコメディを演出してくれる。
コメディアン、マシュー・ペリーの迫真の演技に、笑いを覚えずにはいられないハートフル・ストーリー。

あらすじ
カナダのモントリオールで歯科医を開業中のオズ(マシュー・ペリー)は、妻ソフィ(ロザンナ・アークェット)の父が残した借金を抱えテンテコ舞いの日々。
当然、妻との仲もすっかり冷えきっていた。
そんな夫婦の隣に、別名チューリップという殺し屋のジミー(ブルース・ウィリス)が引っ越してくる。
シカゴを牛耳るマフィア、ラズロを裏切ったうえ死刑に追いやり、本人は刑期を終えて出所してきたばかりの身。
奇妙な隣人をいぶかるオズだったが、なぜか2人の間に通じるものを感じ始める。
しかしそれも束の間、ソフィにそそのかされ報酬欲しさにジミーを密告する計画を立て、シカゴ行きの飛行機に乗り込む。
到着してから、オズの監視役となったのは、ジミーの妻シンシア(ナターシャ・ヘンストリッジ)だったが、オズは彼女に惚れてしまって二人はベッドを共にする。
まもなくジミーがシカゴにやってきて、オズはモントリオールに帰るが、シンシアへの思いから落ち着かない。
やがて、なんと妻のソフィがヒットマンをやとってオズを殺そうとしていることが分かり、しかもシンシアとの浮気がジミーにバレてしまった。
かくしてシカゴで、二転三転の殺人ゲームが始まるのだった。
「goo映画」から

◎感 想
ブルース・ウィリスが殺し屋役のコメディー。
ありえない展開ですが、最後まで楽しめます。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
4/8

「トゥルー・クライム」

トゥルー・クライム
「トゥルー・クライム」
(1999年 米)

解説
クリント・イーストウッドが製作・監督・主演の3役をこなした、社会派サスペンス。
この作品で監督21作目、主演は41作目となる。
イーストウッドが、ベテラン記者を人間味あふれるキャラクターで好演。
共演は「アウト・オブ・サイト」のイザイア・ワシントン、「ヴァンパイア 最期の聖戦」のジェームズ・ウッズ、「リアル・ブロンド」のデニス・リアリー、「ジャッカル」のダイアン・ヴェノーラほか。
他に、イ−ストウッドの娘フランシスカ・フィッシャー=イーストウッド、彼女の母で元恋人のフランシス・フィッシャー、現在の妻のダイナ・イーストウッドなど、イーストウッドの家族の女性陣が特別出演。

あらすじ
北カリフォルニアのオークランド。
地元新聞オークランド・トリビューンのヴェテラン記者スティーヴ・エヴェレット(クリント・イーストウッド)はかつては敏腕で鳴らしたが、最近は酒とデスクのボブ(デニス・リアリー)の妻にまで手を出す女グセの悪さのせいでスランプ続き。
彼は編集長アラン(ジェームズ・ウッズ)の命令で、サン・クエンティン刑務所で明日0時1分に死刑執行が決まった死刑囚フランク(イザイア・ワシントン)の取材に赴く。
事件の担当で前夜エヴェレットと飲んだ後、不慮の事故で急死した同僚の女性記者ミシェルの代役に立てられたのだ。
フランクの事件を調査し直したエヴェレットは、現場の物的証拠と証人の証言に重大な誤りがあるのを発見。
だが、夢中になるあまり、仕事の合間に動物園へ連れて行った幼い愛娘ケイティ(フランシスカ・フィッシャー=イーストウッド)に怪我をさせてしまい、妻バーバラ(ダイアン・ヴェノーラ)には愛想を尽かされた。
午後4時、刑務所でフランクと面会したエヴェレットは無罪を確信。
知り合いの地方検事セシリア(フランシス・フィッシャー)から現場に裁判には出席しなかった黒人少年がいることを知った彼は、アランたちを相手に土壇場で無罪を勝ち取りスクープをものにすると大見得を切るが、処刑の時間は迫るばかり。
彼はミシェルの自宅でファイルを調べ、少年の居所を突き止めるが、なんと彼はすでに死んでいた。
だが、彼は死ぬ前に祖母のラッセル夫人に真相を告白しており、エヴェレットは彼女を連れ、死刑執行中止命令を出してもらうため、知事の元へ車で急行。
かくして、死刑執行完了寸前に命令が下り、フランクは無罪放免となり、エヴェレットは再起を果たすのだった。
「goo映画」から

◎感 想
クリント・イーストウッドの映画は、やはりいいなあと思います。
ラストまで目が離せません。

◎評価
☆☆☆☆
4/4

「ラブ・オブ・ザ ゲーム」

ラブ・オブ・ザ ゲーム
「ラブ・オブ・ザ ゲーム」
(1999年 米)

解説
最後のマウンドにおのれの野球人生と恋人への愛を賭けるメジャーリーグのヴェテラン投手の姿を感動的に描くドラマ。
監督は「クイック&デッド」「シンプル・プラン」のサム・ライミ。
原作はマイケル・シャーラの同名作で、脚本は「シティ・オブ・エンジェル」のデイナ・スティーヴンス。
出演は「メッセージ・イン・ア・ボトル」のケヴィン・コスナー、「ナッシング・トゥ・ルーズ」のケリー・プレストン、「25年目のキス」のジョン・C・ライリー、「グッドナイト・ムーン」のジェナ・マローンほか。

あらすじ
ニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアム。
デトロイト・タイガースの右腕のエースで40歳のベテラン投手ビリー・チャペル(ケヴィン・コスナー)は優勝を目前にしたヤンキースを迎え、マウンドに立つ。
前日、彼はデビュー以来苦楽を共にしたオーナーから実質的なトレード通告を受け、さらに、5年越しの恋人でファッション雑誌のライターであるジェーン(ケリー・プレストン)からも別れを告げられた。
まさに運命の岐路というべきこの試合、序盤からチャペルは人生最高のピッチングを続ける。
そんな彼の胸には自らの野球人生とジェーンとの出会い、彼女の娘ヘザー(ジェナ・マローン)を交えたつかの間の幸せな日々、そして右手の大怪我に端を発した投手生命と彼女との別れの危機といった出来事が甦る。
何度にも渡るピンチを女房役の捕手ガス(ジョン・C・ライリー)らの支えで乗り切り、なんと完全試合を目前にするチャペル。
ジェーンも新たな仕事先に選んだロンドンへと向かうはずだった空港のテレビで彼の姿を見守っていた。
そして迎えた9回裏。
彼はこの試合を最後に引退すると書いたメモをオーナーに残し、マウンドへ。
代打に立ったルーキーを見事打ち取り、チャペルは完全試合を果たした。
翌日、ジェーンを追って空港へ向かったチャペルはそこでと彼女と再会、人生の再出発を誓って抱き合うのだった。
「goo映画」から

◎感 想
大リーグのベテラン投手の半生を描いた映画。
ケヴィン・コスナーの演技がいい味を出しています。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
4/2

「サドン・デス」

サドン・デス
「サドン・デス」
(1995年 米)

解説
超満員の巨大ドーム競技場で、合衆国副大統領と5万人の大観衆を人質にとった凶悪なテロリスト集団に立ち向かう、不死身のヒーローの活躍を描いたサスペンス・アクション大作。
監督・撮影は「タイムコップ」のピーター・ハイアムズ、主演も同作のジャン・クロード・ヴァン・ダムで、ヴァン・ダムの体を張ったアクションと、スペクタクル性豊かな演出が見もの。
共演は「ブルースカイ」「ニクソン」のパワーズ・ブース、「フォーリング・ダウン」のレイモンド・J・バリー、「パシフィック・ハイツ」のドリアン・ヘアウッド、子役のホイットニー・ライトとロス・マリンジャーほか。

あらすじ
全米注目のアイスホッケー・リーグ優勝戦の当日、ドームは超満員の観客で膨れ上がっていた。
副大統領(レイモンド・J・バリー)も観戦するため、ものものしい警戒体制が敷かれる。
その頃、元FBIのダニエル・フォス(パワーズ・ブース)を指揮官とするテロリストの一団が大量の銃器や火器、爆薬を携え、ドームに向かっていた。
隠密裡に行動を開始した彼らはオーナー室に潜入すると、副大統領の一行を人質に取る。
フォスは政府が凍結しているアメリカの5大銀行の17億ドルの預金の凍結を解き、指定の銀行に移すことを要求した。
第1ピリオド終了までに3分の1の金が移されなければ人質を1人、第2ピリオドには2人、最後にはドームに仕掛けた爆弾により5万人の観客全員が死ぬと脅迫し、立てこもった。
一方、ドームの消防管理員ダレン(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)はそんなこととは露知らず、別れた妻と住んでいる娘エミリー(ホイットニー・ライト)と息子タイラー(ロス・マリンジャー)を会場に招いていた。
巡回中の彼は異変に気づき、襲ってきた女性テロリストを倒した。異常事態を察知したダレンは、外にいるシークレット・サービスのハルマーク捜査官(ドリアン・ヘアウッド)と連絡を取るが、敵の手ごわさを知ったダレンは、単独で戦うことを決意。
一方、警察も内部への突撃を試みるが、次々と阻止される。
ダレンは元消防士の知識を生かし、即席の武器でテロリストを1人また1人と倒し、ドーム各所に仕掛けられた爆弾を1個ずつ解除していく。
だが、信頼していたハルマークでさえもテロリストの仲間だった。
延長戦に突入し、時間がないことを悟ったダレンは、ドームの天井からロープを利用してオーナー室に飛び込み、副大統領と敵に捕まっていたエミリーを救った。
会場はパニックとなり、フォスは混乱に乗じてヘリコブターで逃亡しようとするが、ダレンの活躍によりヘリもろとも墜落し、あえない最後を遂げた。
「goo映画」から

◎感 想
消防管理員ダレン(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)が一人で悪と戦う映画ですが、いきなりゴールキーパーになるなど、ストーリーにちょっと無理があるのではと思いました。

◎評価
☆☆☆
4/1

「ジョー・ブラックをよろしく」

ジョー・ブラックをよろしく
「ジョー・ブラックをよろしく」
(1998年 米)

解説
死神と人間の女性が紡ぎ出すファンタスティックなラヴストーリー。
監督・製作は「セント・オブ・ウーマン夢の香り」のマーティン・ブレスト。
出演は「セブン・イヤーズ・イン・チベット」のブラッド・ピット、「バスキア」のクレア・フォラーニ、「マスク・オブ・ゾロ」のアンソニー・ホプキンス他。

あらすじ
大富豪パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)のもとに突如客がやって来た。
ジョー・ブラック(ブラッド・ピット)と名乗る彼、実はパリッシュを迎えに来た死神で、ついでにパリッシュを案内人にして人間の世界を見に来たのだった。
娘のスーザン(クレア・フォラーニ)は彼の姿を一目見るなり驚く。
ジョーは街で意気投合した青年にそっくりだったからだ。
それもそのはずジョーは死んだその青年の肉体を借りてこの世界に降りてきたのだ。
その後二人は徐々に愛を深めていく。
人間の恋愛を知ったジョーは彼女をあの世に連れて行きたいと葛藤する。
苦悩の末ジョーはパリッシュとこの世を後にする。
そして彼らと入れ替わりにスーザンと意気投合した青年が彼女の前に姿を現すのだった。
「goo映画」から

◎感 想
ブラッド・ピットの演技が素晴らしい。
死神が乗り移った時の表情は、ぞっとします。

◎評価
☆☆☆☆
3/25

「ワイルド・スピード」

ワイルド・スピード
「ワイルド・スピード」
(2001年 米)

解説
スピードの限界に命を賭ける若者たちを描いたカー・アクション。
スープラ、スカイライン、RX−7などお馴染みの車が究極のチューンナップを施され、派手なペイントで登場する。ストリート・カー・レースのスピード感ときたらジェットコースターにでも乗っている感じ。

あらすじ
ロサンゼルスを車で自在に走り回るドミニク(ヴィン・ディーゼル)は、夜な夜なレースに挑んでくる連中を相手に、一度のレースで一万ドルを稼ぐ凄腕。
そんな彼に、謎めいた男ブライアン(ポール・ウォーカー)がレースに挑むことになる。
実はブライアンは、トラックの連続ジャック事件を極秘に追う警官だった。
容疑者は腕の立つストリート・レーサーたちだったので、潜入捜査を行なっていたのだ。
しかし、ドミニクと、チャイニーズ系のジョニー(リック・ユーン)がそれぞれ率いる二大組織の対立が高まりつつある中、ブライアンはドミニク、また彼の妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)との絆を深めていく。
果たして、真犯人はドミニクのグループだった。
ドミニクは逮捕されそうになるが、彼に友情を感じるようになったブライアンは警察の仕掛けた罠を教え、ドミニクを逃がすのだった。
「goo映画」から

◎感 想
カーアクションが見所です。
日本車がいっぱい登場します。

◎評価
☆☆☆
3/24

「英国王のスピーチ」

英国王のスピーチ
「英国王のスピーチ」
(2010年 英)

解説
吃音(きつおん)に悩む英国王ジョージ6世が周囲の力を借りながら克服し、国民に愛される王になるまでを描く実話に基づく感動作。
トロント国際映画祭で最高賞を受賞したのを皮切りに、世界各国の映画祭などで話題となっている。
監督は、テレビ映画「エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜」のトム・フーパー。
ジョージ6世を、『シングルマン』のコリン・ファースが演じている。
弱みや欠点を抱えた一人の男の人間ドラマと、実話ならではの味わい深い展開が見どころ。

あらすじ
幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。
そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。
ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。
「Yahoo!映画」から

◎感 想
実話を基にした映画ですが、英国王室のことに関して、ここまで明らかにするとは、すごいと思いました。
ラストのスピーチは、感動的です。

◎評価
☆☆☆☆
3/24

「しあわせの隠れ場所」

しあわせの隠れ場所
「しあわせの隠れ場所」
(2009年 米)

解説
2009年にボルチモア・イレブンスに入団したマイケル・オアー選手の実話に基づいたノンフィクション小説を映画化。天涯孤独の少年、マイケルはアンとの偶然の出会いから、リー一家に迎えられ、やがてアメフト選手として認められる。
しかし、プロ選手としてスカウトされた時、母親同然に慕ってきたアンに、疑いの感情を持つように…。
家族とは何か、真の幸せとは何かを考えさせられる、感動の物語。
主演は、『あなたは私の婿になる』などで好調のサンドラ・ブロック。
マイケルを演じるのは本作が初のメジャー作品となるクイント・アーロン。
監督は、『オールド・ルーキー』でもスポーツ選手の奇跡を描いたジョン・リー・ハンコック。

あらすじ
父親の顔も知らず、母親とも引き離された10代の黒人の少年マイケル・オアー(クイントン・アーロン)は、家も寝るところなく、ホームレス同然の生活をしていた。
ある真冬の夜、Tシャツと短パン姿で歩いていた彼に、白人女性リー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)が声をかける。
マイケルが娘のクラスメートだと知った彼女は、夫ショーン(ティム・マッグロウ)、娘コリンズ(リリー・コリンズ)、息子S・J(ジェイ・ヘッド)と暮らす豪華な邸宅にマイケルを招き入れる。
最初は憐れみから一夜の宿を貸しただけだったが、リー・アンはマイケルの瞳に特別な輝きを見出す。
初めての愛に溢れた家族の暮らしに喜ぶマイケルの姿に、テューイ家の人々は、何事にも感謝しながら生きる幸せを学ぶ。
マイケルの後見人になったリー・アンは、学校の成績はよくないマイケルに、ある才能が隠されているのを発見する。マイケルの大きいけれど敏捷な肉体と、仲間を守る保護本能に秀でた心は、アメリカン・フットボールの選手にぴったりだった。
家族の応援のもと、マイケルは注目の選手となり、あらゆる有名大学からスカウトが来る。
しかし進路をめぐり、リー・アンが自分を引き取った理由に疑問を持ったマイケルは、言い争いの末、家を出ていってしまう。
「goo映画」から

◎感 想
マイケル・オアー選手の実話に基づいた物語。
リー・アン・テューイ役(サンドラ・ブロック)のパワフルな演技が見ものです。
ラストの写真が本人達だと思います。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
3/23 

「ロビンフッド」

ロビンフッド
「ロビンフッド」
(2010年 米・英)

解説
何百年にもわたり世界中の人々から愛されてきた伝説の義賊ロビン・フッド――多くの文学や映画で描かれてきた“ヒーローの原点”に、アカデミー賞に輝いた『グラディエーター』のリドリー・スコット監督とラッセル・クロウの黄金コンビが挑戦した歴史スペクタクル巨編。
中世イングランドを舞台に、高潔な魂とたくましい肉体を併せ持つカリスマ、ロビン・フッドの勇猛果敢な活躍を描いている。
壮大なビジュアルで見せるイングランドvsフランスの戦い――海峡を埋め尽くすフランスの大艦隊とイングランドの騎兵隊のダイスペクタクルは見ものだ。
ケイト・ブランシェットやウィリアム・ハート、マーク・ストロングといった豪華名優の競演も見逃せない。

あらすじ
12世紀末。
十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビン(ラッセル・クロウ)は、イングランドの騎士ロバート・ロクスリー(ダグラス・ホッジ)の暗殺現場に遭遇。
ロバートの遺言を聞き入れ、彼の父でノッティンガムの領主であるウォルター(マックス・フォン・シドー)に剣を届ける役目を引き受ける。
ノッティンガムでは、ロバートの妻マリアン(ケイト・ブランシェット)が10年にわたって夫の留守を守っていた。
ウォルターはロビンに、ロバートの身代わりになってこの地に留まってほしいと提案。
このままでは後継ぎのない領地は国に没収され、マリアンも住む場所を失ってしまうという。
ロビンはウォルターの提案を受け入れ、次第にマリアンはロビンに対して心を開いていく。
そんなある日、ウォルターから、彼が万人の平等な権利を求める自由憲章に署名した貴族のひとりであることを知らされたロビンは、ウォルターの代理として、貴族たちの会合に参加する。
その席でロビンは「我々が求めているのは法に守られた自由だ」と自由憲章の理念を説き、ジョン王(オスカー・アイザック)は自由憲章の発行を約束。
貴族たちはイングランドの旗の下でフランス軍と戦うことに同意する。
だがその頃、ジョン王の重臣でありながらフランス王の手先としてイングランドを内部崩壊させようとしていたゴドフリー(マーク・ストロング)の一軍がノッティンガムに襲来。
ウォルターは帰らぬ人となってしまう。
ドーバー海峡ではフランス軍の大艦隊が攻撃を開始。
イングランド連合軍が海岸線を埋め尽くす中、実践の指揮を執るロビンは、射手兵部隊を高台に配備。
フランス軍めがけて矢の雨を降らせ、大きなダメージを与える。
そこへ鎧兜を着けたマリアンが現れ、彼女の毅然とした表情に決意の固さを見てとったロビンは、「攻撃に加われ」と命令、マリアンは義父ウォルターを亡き者にしたゴドフリーめがけて馬で突進していく……。
「goo映画」から

◎感 想
ラッセル・クロウ主演の大作です。
飽きずに最後まで楽しめました。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
3/20

「バックダンサーズ」

バックダンサーズ
「バックダンサーズ」
(2006年 邦画)

解説
「東京ラブストーリー」など、数々の名作ドラマを演出してきた永山耕三。
「1999…月が地球にKISSをする」や、「HEART of GOLD」などダンス、ミュージカルの演出でも活躍してきた彼が、本格的ダンス青春ムービーで映画初メガホンを取った。
主役の“バックダンサーズ”を演じるのは、元SPEEDのhiro、平山あや、ソニン、サエコの4人。
なんと平山あやはダンス未経験だったという。
それを短期間の特訓で、他の3人に引けをとらないレベルまで持っていったプロ根性には脱帽。
劇中、hiroが披露する歌声も鳥肌モノだ。
思わず踊りだしたくなる、軽快な作品に仕上がっている。

あらすじ
人気絶頂の真っ只中、電撃引退を発表したトップヴォーカリスト樹里。
そして、残されたのは4人のバックダンサー、ミウ(平山あや)、よしか(hiro)、ともえ(ソニン)、愛子(サエコ)。
華やかなステージを失くした4人。
新米マネージャー茶野(田中圭)と共に、活動を再開するも、メインのいない彼女たちに、仕事はこない。
そんな4人に、茶野は時代遅れのロックバンド・スチールクレイジーとの共同ライブを企画する。
しかしスチクレのヴォーカル、ジョージ(陣内孝則)はよしかとの間に秘密を抱えていることを本人もまだ知らない……。
そして茶野はダンスへの思いを熱く語るミウに惹かれ始めていた。
そんな中、後輩ユニットが売れ始めたことから、事務所は、バックダンサーズの解散を決める。
最後のステージは、なんと後輩たちの前座。
本番直前に、これが最後だと知った4人は、ショックのあまり客の前で大ゲンカを繰り広げ、レコード会社をクビになってしまい、メンバーはバラバラに。
だが茶野はバックダンサーズ再結成を願い、走り始める。
これまで与えられるだけだったステージを自分達で創りだし、そこに”自分の居場所”を見つけ出すために。
「goo映画」から

◎感 想
陣内孝則とhiroが一緒に歌うシーンが良かったです。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
3/17

「おにいちゃんのハナビ」

おにいちゃんのハナビ
「おにいちゃんのハナビ」
(2010年 邦画)

解説
新潟県小千谷市で行われる、400年の歴史をもつといわれる“片貝まつり”をモチーフに、余命わずかな少女と兄の絆を描く、実話を基にした感動作。
主演は『ソラニン』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』など出演作が続く高良健吾と、『リアル鬼ごっこ』『おろち』など、こちらも引っ張りだこの谷村美月。
誰もが認める若手実力派2人の演技に脱帽。
特に、白血病と闘う妹役の谷村が、頭を丸刈りにして撮影に挑んだことも話題になった。
クライマックスの花火大会のシーンは、花火=作品をプロデュースした者たちのそれぞれの“想い”が明らかとなり感動を呼ぶ。
藤井フミヤが書き下ろした主題歌「今、君に言っておこう」のメロディも涙を誘う。

あらすじ
白血病を患った華(谷村美月)の療養のため、5年前、須藤一家は東京から新潟県小千谷市片貝町に引っ越してきた。
9月9日。毎年、世界一の花火が打ち上げられる“片貝まつり”の日、半年間の入院生活を終えた高校生の華は、19歳の兄・太郎(高良健吾)が自室に引きこもっていることを知る。
その夜、来年の自分たちの花火を盛り上げようと気勢をあげる成人会に遭遇した華は、太郎を成人会に参加させようと決意する。
乱暴なまでの勢いで家から連れ出した太郎を成人会の集会所に連れていく華だったが、地元育ちでない太郎は入会を断られてしまう。
しかし、妹の健気な後押しに勇気付けられた太郎は、新聞配達のアルバイトを始め、新しい生活をスタートさせるのだった。
冬も近づいたある日、華の白血病が再発、再び入院生活が始まるが、容態は前回よりも確実に悪化していた。
華は、片貝に引っ越してきた5年前、家族4人で見た花火への思いを太郎に告げる。
太郎はそんな華の思いを知り、苦労しながらもなんとか成人会への参加を認めてもらう。
だが、華の容態はさらに悪化、太郎と母・登茂子(宮崎美子)、父・那昌(大杉漣)は病院に駆けつけるが、家族の思いは届かず、華は帰らぬ人となってしまう……。
華の死後、太郎は成人会を辞め、華のために一人で花火をあげるべくアルバイトを増やし、煙火工場の工場長に頼み込んで花火作りを始める。
そして9月9日。様々な思いの込められた花火がメッセージの読み上げと共に打ち上がり、メインイベントである成人会の花火で祭りは最高潮に達する。
太郎の花火が打ち上がり、赤一色に空が染まった。
ひとつふたつと散り逝く花火。最後の火の粉が消えるまで、両親と寄り添いながら太郎はただただ空を見上げているのだった。
「goo映画」から

◎感 想
泣ける映画です。
ストーリも良く、谷村美月と高良健吾の演技も素晴らしいです。

◎評価
☆☆☆☆☆半分(4.5☆)
3/8

「インビクタス / 負けざる者たち」

インビクタス  負けざる者たち
「インビクタス / 負けざる者たち」
(2009年 米)

解説
『チェンジリング』と『グラン・トリノ』、ともに高い評価を受けたクリント・イーストウッド。
新作の舞台は、初の黒人大統領が誕生したばかりの南アフリカ。
少し前まで「アパルトヘイト」と呼ばれる人種隔離政策を行い、白人が多数の黒人を支配していた国。
しかしマンデラは、「黒人が白人に仕返しをするのではなく、共に新しい国家を造ろう」と訴える。
そして白人たちが愛していたものを取り上げるのは逆効果と考え、ほとんどが白人というラグビーチームを応援する。
すでに歴史上の偉人と言ってもいいマンデラには、正に適役のモーガン・フリーマン。
そしてチームの主将には『インフォーマント!』のマット・デイモン。

あらすじ
反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され27年を監獄で過ごしたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は、釈放後の1994年、遂に南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。
だが彼は、国民の間に人種差別と経済格差がいまだに残されていることを痛感する。
そんな中、スポーツという世界共通言語で国民の意識を変えることができると信じるマンデラは、弱小だった南アフリカ代表ラグビーチームの再建を決意。
翌年に自国で開催するラグビー・ワールドカップに向け、マンデラとチームキャプテンのフランソワ・ピナール(マット・デイモン)は、互いに協力していくことを誓う……。
「goo映画」から

◎感 想
クリント・イーストウッド監督・製作の作品です。
モーガン・フリーマンが演じるマンデラ大統領が、素晴らしい!

◎評価
☆☆☆☆
3/3

「チェンジングレーン」

チェンジングレーン
「チェンジングレーン」
(2002年 米)

解説
はじまりは、「そんなつもりじゃなかった…」。
“目には目を”のリベンジ合戦は、若手弁護士とくたびれたアル中男という「一般市民」のなかに潜む、善と悪の心が生み出したサスペンスだ。
それにしても、ハッキングで破産させ、車に細工を施し、幼児虐待の逮捕劇をでっち上げ…喧嘩という言葉では到底済まされないような策略は、平和な島国に生まれ育った日本人にはちょっと驚きかもしれない。

あらすじ
マンハッタン。
若手敏腕弁護士のギャヴィン(ベン・アフレック)は、担当している裁判に出廷するため、ハイウェイを飛ばしていた。一方、アルコール依存症で妻子と別居中のギプソン(サミュエル・L・ジャクソン)は、子供の親権をめぐる裁判に遅れないよう、同じく車を走らせていた。
ところがギャヴィンが強引な車線変更をしたため、2人は接触事故を起こす。
急ぐあまり一方的に走り去ってしまったギャヴィンに対し、彼が落としたファイルを拾ったギプソンは怒りに震えていた。
やがてファイルを落としたことに気づいたギャヴィンと、彼に邪魔されたせいで家族との絆を失ったギプソンの、激しい駆け引きが繰り返される。
やがてギャヴィンは、上司で義父のデラーノ(シドニー・ポラック)に、ファイルを偽造して事なきをえるよう指示される。
葛藤するギャヴィンだが、結局偽造ファイルで一件を片づけてしまった。
まもなくギプソンがファイルを届けに現われ、2人は謝罪しあう。
そしてギャヴィンは法律家としての良心に目覚め、ギプソンのために、彼の妻ヴァレリー(キム・スタウントン)に掛け合って事情を説明する。
そのおかげでギプソンのもとに、家族が戻ってくるのだった。
「goo映画」から

◎感 想
初めは、弁護士のギャヴィンとアルコール依存症のギプソンとのギスギスしたやり取りが続きますが、ラストは良かったです。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
2/24

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

ベンジャミン・バトン 数奇な人生
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
(2008年 米)

解説
主人公、ベンジャミンが触れ合う人々や場所、愛する人との出会いと別れ、人生の喜び、死の悲しみ、そして時を超えて続くものを描きあげた、一生に一本、心に残る愛の詰まった感動巨編。
出演はブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン。
監督は時代を代表する監督のひとりになったデビッド・フィンチャー

あらすじ
ハリケーンが近づく病院で、老女が娘に向かって語りはじめる。
それは80歳の老人として生まれ、次第に若返っていった男の数奇な半生の物語だった。
その男、ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)は1918年、ニューオリンズで生を受けた。
産むと同時に母は死に、父は呪われた赤ん坊と彼を老人養護施設に捨てる。
それを拾ったのは、黒人の介護士であるクイニー(タラジ・P・ヘンソン)だった。
彼女は、その赤ん坊をベンジャミンと名付け、自分の子供として育てることを決める。
12歳になったベンジャミンは、施設の入居者の孫娘であるデイジーと出会う。
6歳のデイジーは、老いた子供であるベンジャミンに親しみを感じた。
やがて、ベンジャミンは船で働きはじめる。
女と酒の味を覚えた彼は、ボタン工場のオーナーと知り合う。
その男は、ベンジャミンの父だった。
ベンジャミンのその後が気になり、彼に接近したのだ。
36年、施設から独立したベンジャミンは恋を知り、第二次世界大戦の戦火もくぐり抜けた。
45年、施設に戻ったベンジャミンは、成長してバレエダンサーとなったデイジー(ケイト・ブランシェット)に再会する。
デイジーに思いを寄せるベンジャミンだが、彼女はバレエに夢中だった。
そんなデイジーが交通事故に遭い、ダンサー生命を絶たれたとき、二人は結ばれる。
やがて、デイジーは娘を産む。
父から受け継いだボタン工場を売ったベンジャミンは、デイジーと娘に財産を残して放浪の旅に出る。
それは、自身の人生を確認するためのものだった。
旅から帰ってきた時、デイジーには夫がいた。
外見は少年ながら、内面は老人になり果てたベンジャミンを見守るのは、夫を亡くしたデイジーだった。
そして、赤ん坊の姿でベンジャミンはこの世を去る。
長い物語を娘に語り終えて、老いたデイジーも息をひきとった。
外では、カトリーナ台風が近づいてきていた。
「goo映画」から

◎感 想
もしも時計が逆回りだったら人生はどうなるのか?
精神は、普通に成長し、肉体は老人からはじまり、赤ん坊で終わるとしたら。
167分の大作ですが、飽きることなく観ることができました。
とても良く出来ている映画だと思います。
ブラッド・ピットの演技もいいです。

◎評価
☆☆☆☆☆半分(4.5☆)
2/23

「ディア・ドクター」

ディアドクター
「ディア・ドクター」

解説
『蛇イチゴ』『ゆれる』の西川美和監督が、笑福亭鶴瓶を主演に迎え、僻地医療や高齢化など現代の世相に切り込んだ人間ドラマの秀作だ。
本作で映画初主演を務めた「日本で一番顔を知られた男」笑福亭鶴瓶が演じるのは、無医村に赴任した医師。
村人から全幅の信頼を集めながらも、謎に満ちた彼の素性――。
その医師の失踪をきっかけに浮かび上がる彼の行動と人物像を軸にした心理劇が展開される。
『アヒルと鴨のコインロッカー』の瑛太をはじめ、八千草薫、余貴美子など、若手やベテランともに実力のあるキャストが集結した。
前2作同様、“善”と“悪”の両極では決して語れない人間の複雑な内面を描くことに定評のある西川監督の脚本が秀逸だ。

あらすじ
八月下旬。山あいの小さな村から村の唯一の医師・伊野(笑福亭鶴瓶)が失踪した。
伊野は数年前、長く無医村だったこの地に着任し、様々な病を一手に引き受けて村人たちから絶大な信頼を受けていた。
すぐにベテラン刑事二人が捜査を進めるが、伊野の生い立ちを知る者は村の中に一人もいなかった……。
遡ること約2ヶ月前。
東京の医大を出たばかりの相馬(瑛太)が研修医として赴任してくる。
看護師の大竹(余貴美子)と一緒に診療所を切り回しているのは伊野という中年医師。
最初は慣れない僻地医療のやり方に困惑していた相馬だったが、伊野と共に働くうち次第に都会では味わったことのない充実感を覚え始める。
そんなある日、鳥飼かづ子(八千草薫)という未亡人が倒れ、伊野が診療する。
胃痛持ちの彼女は長らく診療所を避けてきたが、都会で医師として勤務する末娘・りつ子(井川遥)の手を煩わせたくないがため、次第に伊野に心を開いていった。
八月中旬。
伊野は夜になると診療所を抜け出し、点滴を持ってかづ子の家を訪れるようになっていた。
ある晩、玄関で伊野を見送ったかづ子はひどい吐き気でうずくまってしまう。
駆け戻って背中をさする伊野に、かづ子は娘が来るので何とかしてほしいと必死に訴えた。
八月下旬。帰省しているりつ子が診療所を訪ねてきた。
胃潰瘍にしては症状が長引きすぎではないか、と問い質すりつ子に伊野は懸命な説明を試みる。
やがて自分なりに納得した彼女は非礼を詫び、来年の今頃まで帰ってこられないので、母をお願いしますと頭を下げた。
すると伊野は突然、原付バイクに飛び乗って診療所を後にし、そのまま彼は二度と戻らなかった……。
九月初旬。刑事たちは、まだ伊野の消息を追っている。
診療所は閉鎖、相馬も次の赴任先へと去っていった。
かづ子は、りつ子が勤める病院に入院しているが、娘はまだ母親に本当の病名を告げられないでいる。その頃、伊野はある場所に向かっていた……。
「goo映画」から

◎感 想
主演の笑福亭鶴瓶が良い味を出しています。
目の泳ぎ方が素晴らしいと思いました。
内容的には、いろいろ考えさせられるものでした。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
2/23

「世界最速のインディアン」

世界最速のインディアン 
「世界最速のインディアン」
ニュージーランド・アメリカ合作

解説
名優アンソニー・ホプキンスが、実在のライダーを演じた、大器晩成型サクセス・ストーリー。
映画のモデルとなったバート・マンローは、1967年に68歳で1000cc以下の部門で世界最速記録を達成した伝説のライダーである。
型破りだが、温かく誇り高い人柄で行く先々の人々を魅了し、夢を切り開いていく老人の姿に心を揺さぶられる。
監督は『13デイズ』のロジャー・ドナルドソン。
71年に生前のバート・マンローを取材し、ドキュメンタリーを製作して以来、映画化を考えていたという。
共演は、『ターミネーター3』のクリス・ローフォード、『ドッジボール』のクリス・ウィリアムズ、『パーフェクト・カップル』のダイアン・ラッド。

あらすじ
ニュージーランド南端の町、インバカーギル。
小さな家に独り暮らしのバート・マンロー(アンソニー・ホプキンス)は、1920年型インディアン・スカウトという40年以上も前の古いバイクを改良し、数々のスピード記録を出している。
そして今、バートには大きな夢があった。
ライダーの聖地であるアメリカのボンヌヴィル塩平原(ソルトフラッツ)で世界記録に挑戦することだ。
とはいえ、バートの収入は年金のみ。
倹約精神を発揮してマシンの改良にも廃品を利用しているが、渡航費が足りない。
しかし、やるなら今しかないと決心を固めたバートは、銀行から借金し、いよいよ出発の日を迎える。
貨物船にコックとして乗り込み、ロサンゼルスに上陸したバートは、入国審査で『インディアン』と口にしてあらぬ嫌疑をかけられたりしながらも、どうにかモーテルにチェックイン。
ロングビーチの税関へマシンを引き取りに行くと、木枠は無惨に破損していたにもかかわらず、インディアンは奇跡的に無傷だった。
こうしてユタ州のボンヌヴィルへ向かって出発するバート。
様々な人との出会いと別れを繰り返し、『スピード・ウィーク』の開幕直前、ついにバートは見渡す限りの白い平原に立ち、感無量だった。
ところが、思わぬ障害が待ち受けていた。
出場するには事前の登録が必要であることを知らなかったため、受付で門前払いされたのだ。
知り合ったばかりの出場者ジム(クリス・ローフォード)が係員を説得してくれたおかげでマシンの点検は受けられたものの、時代遅れのポンコツとバカにされ『整備不良』の烙印、おまけにバート自身も『年齢オーバー』と言われる始末。
この日のために手塩にかけた愛車インディアンとともに、はるばる地球の裏側からやって来たバート。
果たして、彼は世界一の夢を達成できるのか?
「goo映画」から

◎感 想
主演のアンソニー・ホプキンスは、ハンニバルなどの恐い人物の役のイメージがありますが、この作品では味の有るいいおじいさんを好演しています。
出会う人々に助けられる過程が、心温まります。
バイクで爆走するシーンも見物です!

◎評価
☆☆☆☆☆半分(4.5☆)
2/21

「主人公は僕だった」

主人公は僕だった
「主人公は僕だった」

解説
自分の人生が一編の小説なら、それを書いているのはみな自分自身だと思っている。
しかし実はそうでなく、人生とは誰かの思惑通りに生きているだけで、自分の意志で本当に生きたことなどないのかもしれない。
コメディの形を取っているが、この作品は人生を主体的に生きていない人たちへ向けたシビアな寓話だ。
ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』にも通じる世界だが、本作の小説家はハロルドの人生に影響を与えていることに無自覚だ。
現実世界でも、自分が人に与える影響に対して無自覚な人がいるように。
監督は『チョコレート』『ネバーランド』などの感動作を生んでいるM・フォースター。
ハロルド役のウィル・フェレルが好演。

あらすじ
過去12年間、毎朝同じ時間に目覚め、同じ回数歯を磨き、同じ歩数でバス停まで行き、同じ分量仕事をこなし、毎晩同じ時間に眠る。
そんな生活を送る国税庁の会計検査官ハロルド・クリック(ウィル・フェレル)は、婚約者に捨てられ、友達は同僚のデイヴだけという寂しい男だった。
しかし、ある朝突然、ハロルドの人生に女性の声が割り込んできた。
ナレーションのように、彼の頭に浮かんだ思いと、今まさにとっている行動を、アカデミックな言葉遣いで語りはじめたのだった。
小説としか思えないその声は、時々気紛れに聞こえてくるだけなので、ハロルドには物語の全容がつかめず混乱していた。
そんな中、とんでもないフレーズが聞こえてくる。
「このささいな行為が死を招こうとは、彼は知るよしもなかった……」死に直面しているらしいことに気付いたハロルドは、大学教授のジュールズ・ヒルバート(ダスティン・ホフマン)に相談に行く。
「悲劇は死で、喜劇は結婚で終わる」と語るヒルバートは、喜劇の定番である“最初は敵対する相手と恋におちる”ことを勧める。
ハロルドにはちょうどいい相手がいた。
「税金が防衛費に使われるのは許せないから、その分は払わなかったの」と堂々と脱税し、ケーキ店を経営する女性、アナ・パスカル(マギー・ギレンホール)だった。
ある日、ケーキ屋の過去3年分の帳簿を調べ疲れ果てていたハロルドに、アナがクッキーを焼いてくれる。
それをきっかけに、思い出話などに心を和ませる2人だったのだが……。
そしてハロルドの頭に聞こえる声の人物が判明した。
小説家のカレン・アイフル(エマ・トンプソン)だった。
しかも、彼女の小説の主人公は必ず死ぬことで知られていた……。
「goo映画」から

◎感 想
あまり有名ではありませんが、とても良く出来ている映画です。
後半は、物語に引き込まれます。
ラストも良い!

◎評価
☆☆☆☆
2/15

「ザ・ファイター」

ザ・ファイター
「ザ・ファイター」

解説
実在する伝説のプロボクサー、ミッキー・ウォードとその異父兄、ディッキー・エクランドが栄光へ至るまでの過程を描く感動作。
アカデミー賞で助演男優、助演女優賞を受賞するなど、2010年度の各映画賞を席巻した。
製作に加わりながら、何年もかけトレーニングを重ねて身体を鍛え上げ、迫真のボクシングシーンを披露したのは、『ディパーテッド』でオスカーにノミネートされたマーク・ウォールバーグ。
その兄を『ダークナイト』のクリスチャン・ベールが演じている。
特にベイルは大幅に減量し、髪を抜き、歯並びを変えるといった徹底的な役作りで臨み、見事オスカーに輝いた。
その怪演ぶりにも注目だ。

あらすじ
マサチューセッツ州の労働者の街ローウェルに、性格もファイティングスタイルも全く違うプロボクサーの兄弟がいた。
兄のディッキー・エクランド(クリスチャン・ベール)は、かつては実力派ボクサーとして活躍、現在は弟のトレーナーに専念している。
外向きにはユーモアとカリスマ性に溢れた男だが、実は傲慢で欲望に弱く、数年前に手を出した麻薬に今ではすっかり溺れていた。
一方、父親違いの弟ミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)は、ボクシングの全てを兄から教わった。
だがミッキーは、兄とマネージャー役の母アリス(メリッサ・レオ)の言いなりで、彼らが組んだ明らかに不利なカードで一勝もできず、不遇の日々を送っていた。
ある日、ミッキーはバーで働くシャーリーン(エイミー・アダムス)と出会う。
声をかけたのはミッキーだが、気の強いシャーリーンに押し切られるような形で二人の関係は始まった。
そんな中、ディッキーが窃盗の現行犯で逮捕され、既に逮捕歴のある彼は実刑となり、監獄へ。
ミッキーの父は息子の将来を案じ、別のトレーナーに話をつけ、ミッキーは家族と決別、シャーリーンと共に新しい人生へと旅立つ決意をする。
スポーツ経験のある彼女の献身的なサポート、新トレーナーの訓練メニュー、そしてミッキーをスターボクサーにするための対戦カードが功を奏し、ミッキーのまさかの連勝が始まった。
だがたとえ刑務所の中にいても、兄は弟の専属トレーナーのつもりだった。
やがてミッキーの世界タイトルマッチへの挑戦が決定、時を同じくしてディッキーが出所する。
当然のようにミッキーのトレーニングに参加しようとする兄だったが、弟は兄とはもう組まないと宣言。
激しく言い争う家族とシャーリーン。
だがディッキーの粗削りながら強い家族やボクシングへの想いに触れるうちにミッキーは兄に戻ってほしいと本心を伝える。
そして遂に二人は、絆も新たに再び二人三脚で世界の頂点を目指し始める……。
「goo映画」から

◎感 想
実話に基づく話というのがすごいと思います。
ラストにちょっと映っているのが本人達なのだと思います。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
2/12

「さや侍」

さや侍
「さや侍」

解説
『大日本人』『しんぼる』と、自身の芸風にも通じる独特のユーモアで映画を作って来た松本人志監督作品第3弾。
戦う事をやめた侍と、彼を軽蔑しつつも思いやる娘との親子の絆を、笑いと涙を交えて描き、これまでにないストーリー性豊かな作品となっている。
とはいえ、時代劇らしからぬ特異な設定の数々は、松本監督ならではの感性によるものだ。
主役の侍・野見勘十郎に抜擢されたのは、バラエティー番組「働くおっさん劇場」で人気者となっていた“素人さん”野見隆明。
プロの俳優には出せない滑稽さと悲哀、そして独特の存在感が、作品に大きなアクセントを与えていることは間違いないだろう。

あらすじ
伊香藩水位微調役・野見勘十郎(野見隆明)は、ある出来事をきっかけに刀を捨て、無断で脱藩、一人娘のたえ(熊田聖亜)と共に流浪の旅を続けていた。
勘十郎の首には懸賞金がかけられ、三味線のお竜(りょう)、二丁短銃のパキュン(ROLLY)、骨殺師ゴリゴリ(腹筋善之介)といった賞金稼ぎから逃れ続ける勘十郎だったが、ある日遂に多幸藩の追っ手によって捕らえられてしまう。
多幸藩の殿様(國村隼)が勘十郎に処したのは「三十日の業」。
母君を失った悲しみで笑顔をなくした若君を、一日一芸で三十日の間に笑わせられたら無罪放免、できなければ切腹というものだった。
翌日から、侍にとって生き恥をさらすのに似た三十日間の試練が始まる。
殿様と若君、家老(伊武雅刀)らを前にお白州で芸を披露する勘十郎。
だが鼻からうどんをすすり、腹踊りを見せるものの若君に笑いはない。
たえは勘十郎の無様な芸に我慢がならず、牢屋敷の中で親子喧嘩を繰り返す。
そんな二人を見かねた見張り番の倉之助(板尾創路)と平吉(柄本時生)は、勘十郎に芸を授け始める。
本来二人で行う相撲を敢えて一人でやる天涯孤独の業、赤と黒の金魚を飲み込み、自在に腹の中から吐き戻す天衣無縫の業、多幸藩特産の大ダコと戦う生死をかけた天下分け目の業。
だが十五日を過ぎてなお、若君に笑う気配は見られなかった。
たえは倉之助に、三十日の業を試しに城の外で披露したいと提案する。
大勢の見物客が詰めかけた浜辺で、大仕掛けの人間大筒に挑む勘十郎に湧く歓声。
再びお白州に移り、勘十郎は人々の声援を背に必死に様々な芸を繰り出すが、人間花火の芸を披露した時、そのあおりを受け、若君は手に怪我を負ってしまう。
たえは、倉之助の助けを借りて若君の部屋を密かに訪問。
薬草を手渡しながら、たえは、若君と同じように自分も流行病で母上を亡くし、それ以来、勘十郎は刀を手にしなくなったと告白する。
やがて三十日の業も遂に最終日を迎えようとしていた……。
「goo映画」から

◎感 想
松本人志監督作品は、初めて見ました。
後半、仕掛けが大掛かりになってきてからおもしろくなってきました。
主人公の野見隆明は、松本人志に似ている感じで、いい味を出していました。
ラストの野見勘十郎の行動は、ちょっと驚きでした。

◎評価
☆☆☆☆
2/11

「SP 革命篇」

SP 革命篇
「SP 革命篇」

解説
リアリティにこだわった緊迫感あふれる映像、直木賞作家・金城一紀による予測不可能なストーリー展開、岡田准一がノンスタントで挑んだ生身のアクション―。
卓越したクオリティの高さで、深夜枠の連続ドラマとしてスタートした頃から熱狂的なファンを獲得してきた「SP 警視庁警備部警護課第四係」。
週末興行ランキング3週連続1位を獲得した前編『野望篇』、さらに激動の前日を描いたテレビスペシャル「革命前日」(3/5放送)を経て、ついに本作劇場版後編『革命篇』で最終章を迎える。
井上の心に、尾形への不信感が募る一方で、尾形はついに人生をかけた“計画”を実行に移す。
これまで謎めいた行動を取ってきた登場人物たちの思惑と野望がむきだしとなり渦巻く中、井上が選択する道とは…!? 
井上と尾形の直接対決はもちろんのこと、SP 対SPのハードな肉弾戦、本物と見まごうばかりの国会議事堂・本会議場のセットも見どころだ。

あらすじ
官房長官を狙ったテロ事件から2カ月。
死闘を繰り広げた警視庁警護課第四係のメンバーたちは、通常任務に就いていた。
そんな中、尾形(堤真一)への不信感を募らせ、一人苦しむ井上(岡田准一)。
一方、与党幹事長の伊達(香川照之)やキャリア官僚らと接触の陰が疑われる尾形の動きを探るべく、公安の田中(野間口徹)も調査を進める。
時を同じくして、尾形から国会の警備を命じられる井上。
第四係、伊達、新第四係のメンバー、さらには謎のテロリストグループが国会に集結する中、内閣不信任案の採決が行われようとしていた。
そのとき遂に尾形が動き出し、国会議事堂に銃声が響く……。
「goo映画」から

◎感 想
警視庁警護課第四係のメンバーたちのSPとしての活躍とやりとりが、おもしろいのですが、この野望扁は、それが少ないので残念でした。

◎評価
☆☆☆☆半分(3.5☆)
2/10

「エクスペンダブルズ」

エクスペンダブルズ
「エクスペンダブルズ」

解説
最強の腕利き傭兵チームのメンバーたちが、命懸けの危険な任務に挑む姿を描く本作は、シルベスター・スタローンが監督、脚本、主演の一人三役をこなしたアクション超大作だ。
そればかりでなく、“豪華スター夢の競演”――そんな言葉さえ陳腐に聞こえそうな贅沢な出演者たちがウリ。
ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ロークにブルース・ウィリス、さらにドルフ・ラングレン、そして久々のスクリーン復帰となったアーノルド・シュワルツェネッガーと、夢のような顔ぶれがスタローンの号令に参集した。
もちろん空前の火薬量と弾薬数が飛び交う銃撃爆破スペクタクルは、圧巻の一言だ。

あらすじ
ギャラは高いが仕事は確実、自らを消耗品と名乗り、鉄壁のチームワークを誇る精鋭部隊“エクスペンダブルズ”は傭兵業界にその名を轟かせる最強無敵の軍団である。
彼らがどのように殺されても、その事実が明るみに出ることはなく、まさに文字通りの使い捨て集団。
凶悪なソマリアの武装海賊に拉致された人質を鮮やかに救出した彼らの次なる任務は、南米のヴィレーナという島国の軍事独裁政権を壊滅させることだった。
だが、その依頼はかつてない危険と巨大な陰謀が待ち構えていた……。
「goo映画」から

◎感 想
シルベスター・スタローンが監督、脚本、主演の映画。
ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、ドルフ・ラングレンと主役級のそうそうたる俳優が出ていて、楽しめます。
アーノルド・シュワルツェネッガーとシルベスター・スタローンの共演はちょっとですが、セリフが粋な感じ良かったです。

◎評価
☆☆☆
2/10

「レジェンド・オブ・ゾロ」

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「レジェンド・オブ・ゾロ」

解説
アントニオ・バンデラスが正義のヒーローを演じて、華麗な剣さばきを披露する娯楽作。
アメリカとメキシコの米墨戦争の結果、カリフォルニアがメキシコからアメリカに割譲、併合された歴史的事実が背景にあることが、物語にリアリティを与えて良い味付けになっている。
旦那に負けず大活躍の嫁=キャサリン・ゼタ=ジョーンズはもとより、父の素顔を知らずとも英雄の素養が備わっている息子=新星アドリアン・アロンソの活躍ぶりにも注目しよう。
そう、『スパイキッズ』(バンデラス主演)よろしく!最後に勝つのは“家族愛”なのだ。

あらすじ
カリフォルニア州がアメリカ合衆国31番目の州になろうとしていた1850年。
その最終的な結論は、カリフォルニア全土で行われる投票で決定する。
しかし悪名高いジェイコブ・マクギブンス(ニック・チンランド)は、その重大な投票を妨害しようとしていた。
そこへ黒いマスクの下に素顔を隠した民衆のヒーロー、ゾロが現れ、選挙の成功を助ける。
その正体は、デ・ラ・ベガ邸の主、アレハンドロ(アントニオ・バンデラス)だ。
幼い息子ホアキンのためにゾロを“引退”すると妻エレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)に約束したアレハンドロだが、選挙が無事に終わるまではゾロを続けると言い出す。
穏やかで平和な暮らしを送ることを願っていたエレナはその言葉に激怒して、屋敷を出ていってしまう。
「goo映画」から

◎感 想
ゾロとその息子の活躍が観ていておもしろい作品です。

◎評価
☆☆☆
2/9
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